日本のどこを訪れても 2014/6/3 By 鈴 希紗

コラム「観光の新しい潮流と地域」に関して、鈴 希紗さんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。(2014/06/03)

観光とリゾートを深く定義をしたことがありませんでした。
ただ「ここに行ってみたい!」と思い、行ける範囲であれば訪れていました。
確かによく思い返してみますと、季節に合わせて土地を移動し、心や体の疲れを癒すことは、昔の方たちの方が上手だったのかもしれません。

わたしも古民家や神社仏閣、そして自然を楽しむことが好きなので、
あるとき訪れたら高層ビルに変わっていた姿をみて、悲しくなったときがあります。

利便性や収益のために必要とされることもわかります。
ただこれから50年100年後に、日本のどこを訪れても変化を感じなくなるのでは、とふと考えると、些か寂しさと悲しさを感じます。50年後に自分が生きているかどうかは別として、これからを生きる子どもたちが自然を感じられず、思い出のある場所が失われることは、やはりなんとも言えない寂しさを感じられずにいられません。

東海道中膝栗毛や参勤交代の際に、交通機関がない時代は、移動にとても時間がかかることで、その土地土地を味わえることは、羨ましいような気もします。
ただ現代社会で一般の会社員でそれをしたら、次に出社をしたときに席がなくなっていそうな気もしますので、なかなか行動に移し難いですが、興味をそそられるお話ですね。


席がなくなっていそうな気 に+1

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